un sourire d'ange



体も温まり、それ以上に胸が温かくなったあたし。


その後その子もココアを飲んだけど、その何気ない姿が何だかとても愛しく感じてしまう。


早く親を見つけてあげないと。

こんなに愛らしい子。

親は心配しているに違いない。


思い立ったあたしは立ち上がり、無意識に手を伸ばしていた。


キョトンとするその子。


あっ……と。

自分の行動に驚かされた。




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