un sourire d'ange



そうしてじっとしたまま、ただ時だけが過ぎていった。

そんなある時、不意にふくらはぎ辺りに違和感を感じた。


視線を下げて見てみると、そこには小さな子どもがあたしのコートの裾をガッチリと掴んでいた。


これが

あなたとの出逢い――……。




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