Sad Love‐私が愛した人へ‐
いつも廉にぃと琢磨と話しをしながら学校へ行く。

廉にぃは彼女が居るくせに
いつも私たちと登下校をする。

「廉にぃ、バイバイ」

「おう、2人共勉強頑張れよ!!」

私は廉にぃと別れた後、琢磨と2人でクラスへ向かう。
琢磨と私は同じクラス。

「あ!愛華と琢磨君おはよっ♪」

クラスに入っていつも真っ先に挨拶をしてくるこの子は私の親友。

「美優、おはよ」

美優は誰にでも優しくて暮らすの人気者。
私とは正反対・・・かも。

「愛華、俺もう席着くから」

「あ、うん」

琢磨は学校に来るとそっけなくなる。
家とは大違い。
家では家族のつっこみ役でうるさいったらありゃしない。

「ハァ・・・」

「何、朝からため息吐いて。美優どうした?」

「今日も琢磨君、挨拶してくれなかった」

・・・。

「美優もしかして・・・琢磨の事す・・・うがっ」

美優にいきなり口を押さえられて変な声を出してしまった。

「シッ!!誰にも内緒だよ?」

「んふふ、そういう事ですか」

「愛華、応援してくれる?」

「もっちろん♪」

私の親友の恋、応援させてもらいますっ!!

< 6 / 44 >

この作品をシェア

pagetop