深紅の花に姫君〜失墜の姫〜
『さぁ………
解き放て…花の姫』






「血は裏切らぬ
我が光は花の元
核になりて方位の花
すべて我に集まりて
力解き放たん」






あたしの王証と
クライスの額に花が
浮かび上がり光る










「クライス……
やっぱりあなたが…」





クライスはあたしを
驚いた顔で見つめる






「まさか!?」



フランはあたしと
クライスを
眩しそうに見る




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