深紅の花に姫君〜失墜の姫〜
あの時の扉
花の刻印が刻まれた
大きな扉




あたしは手で
刻印に触れる






刻印は赤く輝き
扉が開いた







「お入り下さい」



リビアはあたし達を
あの部屋へと促す






「私はお待ちしております」





そう言ってあたしに微笑む





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