深紅の花に姫君〜失墜の姫〜
あたしの言葉に
みんなは怒った顔をする





「俺らはそんな言葉は
ききたくねぇよ」





フランはそっぽを
向いてしまった






「アリアが好きだから
望んでやったんだ」




クライスが優しく笑う





「俺達は最期も一緒だ」



十夜はあたしの頭を撫でる





「アリア…
みんなで幸せになろう」



アルフは優しく笑った







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