深紅の花に姫君〜失墜の姫〜
「夢の話……」



少年がお茶を入れながら
話し出す





夢の中の少女の話





花の中に眠る少女




その少女に触れようと
手を伸ばす




でも少女は花びらと
なって消えてしまう





その少女があたしに
そっくりなのだと…





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