僕らの時間
「なぁ、高原」

「お前もさっきから何やねん」

教師も呆れて自分の担当の教室に入って行った。

低い声で囁かれるんが弱い高原にわざと耳元で囁いた。

「首元の周り、めっちゃ跡ついてんで」

「おまっ…!!」

咄嗟に手で隠してるけど全然隠れてないで。
ほんまかわええ。

「さっきの教師、めっちゃ見てたわ」

「おーまーえーなぁー!!」





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