僕らの時間
露になったそれを五十嵐は口に含んだ。
大ちゃんは体を捩って抵抗する。

「やめっ……」

「抵抗したら縛るで」

冷たく放たれた言葉に大ちゃんは大きく肩が揺れた。

卑猥な音だけが響く。

大ちゃんは聞きたくないのか耳を塞いでいる。

大ちゃんは一生懸命声を出さないように我慢をしているけれど、たまに漏れる声に反対に興奮をした。





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