UNDER PRANET
第3話 家族
まぁ、多少ゲームやってるしこんな時は村人に聞くのが一番なんだよな。
たぶん。

俺は前向きに考えることにした。
俺が居た世界とこの世界が何が違うのか分からないけど、
でも、こっちに来られたってことは
きっと帰れるはず!


「ってか俺、パジャマだったのかよ…」


半ばヤケクソ気味にポジティブになって初めて自分の恰好に気が付いた。

そりゃそうだよな。
俺、昨日ちゃんとベッドに寝た記憶あるし。
つまり寝てる間に、呼び出されたってことだよな。
はた迷惑な…


「リア、俺が着れそうな服とかない?」


リアを見れば、今にも泣きそうな顔。

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