■年上彼氏様□~番外編~
クラクラする頭より、和沙がいることのほうが嬉しい
「寝るぞ?イイ??」
「うん…」
寝てから、2時間くらいたって目が覚めた
「………」
喉が渇いた
汗が出ないのに
すごく熱い
和沙に抱き締められてる
スルリと和沙の腕から抜け出した
キッチンで水を飲んで和沙の部屋にもどる
ものすごく頭が痛い
ガンガンする
部屋にもどると、和沙が起きてた
「珍しいな、起きるなんて…」
「喉が…渇いて」
フラフラする足元
「…桜羽?」
和沙が私を抱き上げた
「…桜羽、熱あんだろ?」
……熱…?
「分かんない…」
息苦しい
和沙が体温計を持ってきた
ピピピ…
和沙にもたれて熱をはかった
「39度2分…高熱じゃん」