■年上彼氏様□~番外編~
少し長くなってウザイ髪をかき上げた
「くだらねぇ…」
低レベルの連中…
ったく…
あー、早く大人になりてぇ…
大人になったら、こんなことしなくてイイし…
女だっていらない…
あんなの邪魔なだけ………
「帰るか…」
俺はスクッと立ち上がった
「何してんの?」
…男の声?
嫌々に顔を向けた
そこにいたのは、茶色い髪をした男………
いかにもチャラい感じ
絡みたくねぇ…
無視をして、歩き出そうとした
「待てよ」
「は?」
上から言ってるみたいで、ムカついて返事をした
「つまらなそう、俺が楽しいこと教えてやるよ」
「は?」
何言ってんだ?
コイツ…
ニコニコと笑っている男…