屋根裏の街
ハチミツを舐める小熊のように…
ミルクを飲む子猫のように…
乳首を吸う赤ん坊のように…
そんな甘く甘く刺激的な時間だった。
なぜか私は梶田のか細い身体に跨がっていた。どうでもいいや…と絶望しての行為ではない。重みのある私の身体が梶田のヒョロヒョロの身体を押し潰していた。肋骨が浮き出した男と、メタボリックシンドローム並の二段腹。腹の段の間に汗が滲み出していた。動く度に震える二の腕、尻の肉。第三者からしてみればアブノーマルな光景だろう。
「梶田、重くない?ハアーン」
「う…うぅ…重いよ」
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