~Snow White~『一巻』
日曜日、朝早く智久は出かけて行った。
「何時頃帰るの?」
しきりに真冬はからみつく。
「夕方には帰るよ。」
そっけなく言い放って
智久は出て行った。
いつものように朝の仕事を
こなしていると
「一人で行けるの?」
伯母が声をかけてきた。
私はおどろいて緊張した。
「あ…時間も全部調べたので
この通りいけば大丈夫です。」
「もうここはいいから
用意なさい。」
「ありがとうございます。
今晩の夕飯の買い物は
すませてありますから」
「ええ、今日はゆっくり
してきなさい。」
「ありがとうございます。」
私はそそくさと部屋に駆け込む。
心は彼のもとへ飛んでいる。
「何時頃帰るの?」
しきりに真冬はからみつく。
「夕方には帰るよ。」
そっけなく言い放って
智久は出て行った。
いつものように朝の仕事を
こなしていると
「一人で行けるの?」
伯母が声をかけてきた。
私はおどろいて緊張した。
「あ…時間も全部調べたので
この通りいけば大丈夫です。」
「もうここはいいから
用意なさい。」
「ありがとうございます。
今晩の夕飯の買い物は
すませてありますから」
「ええ、今日はゆっくり
してきなさい。」
「ありがとうございます。」
私はそそくさと部屋に駆け込む。
心は彼のもとへ飛んでいる。