~Snow White~『一巻』
「私は、応援します。
愛してる人と結ばれたい
そう思います。」


美春が笑った。


メモをくれた。


「私の携番だから
そのうち電話してみて。」



「ありがとう」



美春はその日の夜中
三原のもとに出て行った。




伯父が庭を見ていた。



「おはようございます・・・・」



伯父は、雪の積もった庭を見たまま
返事をしなかった。
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