~Snow White~『一巻』
ちょっと時間をおいて
部屋に戻った。


リビングをのぞくと
パソコンの前に智久が座っていた。



「ただいま・・・」


「おかえり。」
智久はパソコンを見ながら手をあげた。



「もういいの?」



「さっきまでは死んでたけど
さっき復活した。」



「仕事?」
キーボードをたたいている
手はとても早い



「急ぎの仕事なの?」



「そう、まじ急ぎの仕事だったんだ。
明日提出しないとまずかったんだ。」



パソコンに向かう
智久が遠く感じた
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