~Snow White~『一巻』
私は電話をとった。
「大柴でございます。」
「雪湖?」
「あ、美春さん・・・。」
「あのね、真冬、今夜は私といるから
母に伝えてくれる?」
私だってここから逃げ出したい
「わかりました。」
「クリスマス何か用事ある?」
美春が言った。
「え?いえ・・・」
あるわけない・・・・
智久とだってどうなることか
「うちに来ない?
どうせ、寂しいでしょ?
母には、私から連絡する。」
「私が行っていいんですか?
どうして?」
「どうしてってこともないけど
雪湖と話がしたいと思って。」
「…わかりました。」
どうせここにいてもつまらない
外のクリスマスも見てみたいし……
私は美春と会うことにした。
その間も楽しそうに笑ってる
智久が憎たらしい・・・・
私以外の人と見つめあわないで
そう叫びたかった。
「大柴でございます。」
「雪湖?」
「あ、美春さん・・・。」
「あのね、真冬、今夜は私といるから
母に伝えてくれる?」
私だってここから逃げ出したい
「わかりました。」
「クリスマス何か用事ある?」
美春が言った。
「え?いえ・・・」
あるわけない・・・・
智久とだってどうなることか
「うちに来ない?
どうせ、寂しいでしょ?
母には、私から連絡する。」
「私が行っていいんですか?
どうして?」
「どうしてってこともないけど
雪湖と話がしたいと思って。」
「…わかりました。」
どうせここにいてもつまらない
外のクリスマスも見てみたいし……
私は美春と会うことにした。
その間も楽しそうに笑ってる
智久が憎たらしい・・・・
私以外の人と見つめあわないで
そう叫びたかった。