~Snow White~『一巻』
「好きよ。
彼はいつも優しいもの。
彼だって辛いの、傷ついてるの。
でも……多くは語らない
何かが彼をしばりつけている。
彼が私にいつも
ごめんねと言うたびに私は彼を
抱きしめたくなる。
おとうさまには申し訳ないけど……
彼を愛してる。
彼についていくわ。
もしそれで勘当されてもいいと
思ってる。」
美春はきっぱり言い切った。
私はジュースを入れようと冷蔵庫を開けた。
「雪湖・・・」
美春が手招きをした。
「この間はありがとうございました。」
美春に頭を下げた。
彼はいつも優しいもの。
彼だって辛いの、傷ついてるの。
でも……多くは語らない
何かが彼をしばりつけている。
彼が私にいつも
ごめんねと言うたびに私は彼を
抱きしめたくなる。
おとうさまには申し訳ないけど……
彼を愛してる。
彼についていくわ。
もしそれで勘当されてもいいと
思ってる。」
美春はきっぱり言い切った。
私はジュースを入れようと冷蔵庫を開けた。
「雪湖・・・」
美春が手招きをした。
「この間はありがとうございました。」
美春に頭を下げた。