~Snow White~『一巻』
「誕生日ね、おじさまが東京から
出てくるって言うの。」
「あ、佐藤さん?」
「それで、また私が誘うから
雪湖出てこられる?
ちょうど土曜日だし
私から母にうまく言うから~」
誕生日・・・・
智久と過ごせるわけがない
「雪湖に会いたがってるんだって。
すっかり気にいられて
よかったじゃん。」
「そうですか。
わかりました、また連絡ください。」
「三原の関係者に会うのは
絶対秘密よ。
ここでは裏切りモノになっちゃうから。」
「裏切り・・・」
「気にしない、気にしない~
雪湖の誕生日なんて誰もお祝いしてくれないもの。
おじさまに祝ってもらえれば
楽しいでしょう?
楽しみにしてたって、仕事がてら
こっちに来るらしいけどね。
連絡待っててね。」
美春はそう言って去って行った。
出てくるって言うの。」
「あ、佐藤さん?」
「それで、また私が誘うから
雪湖出てこられる?
ちょうど土曜日だし
私から母にうまく言うから~」
誕生日・・・・
智久と過ごせるわけがない
「雪湖に会いたがってるんだって。
すっかり気にいられて
よかったじゃん。」
「そうですか。
わかりました、また連絡ください。」
「三原の関係者に会うのは
絶対秘密よ。
ここでは裏切りモノになっちゃうから。」
「裏切り・・・」
「気にしない、気にしない~
雪湖の誕生日なんて誰もお祝いしてくれないもの。
おじさまに祝ってもらえれば
楽しいでしょう?
楽しみにしてたって、仕事がてら
こっちに来るらしいけどね。
連絡待っててね。」
美春はそう言って去って行った。