~Snow White~『一巻』
いつもの稔に戻って
若い頃の話をしてくれた。
そこにはいつも
妹の存在を感じる
兄妹を超えたものが
そこにはあるような気がした。
「このままここに泊っていきなさい。」
「私は違う部屋をとるから。」
「いいえ…そんな……
帰りますから……」
「帰ったって君を待ってる人は
いないんだろう?
美春さんが教えてくれた。
君はひとりぼっちだと・・・・」
智久がいてくれたら
一人じゃないけど・・・
今は一人って気分だった。
「かわいそうに・・・・・
君はいつまでそんなところにいるんだい?」
稔の声が優しく響く
若い頃の話をしてくれた。
そこにはいつも
妹の存在を感じる
兄妹を超えたものが
そこにはあるような気がした。
「このままここに泊っていきなさい。」
「私は違う部屋をとるから。」
「いいえ…そんな……
帰りますから……」
「帰ったって君を待ってる人は
いないんだろう?
美春さんが教えてくれた。
君はひとりぼっちだと・・・・」
智久がいてくれたら
一人じゃないけど・・・
今は一人って気分だった。
「かわいそうに・・・・・
君はいつまでそんなところにいるんだい?」
稔の声が優しく響く