~Snow White~『一巻』
お風呂洗いをすませてあがってくると
伯父と伯母の姿しか
リビングにはなかった。
「あなた・・・・
トモのことになると真冬は
気ちがいのようになるわね。
しばらく会わせなかったから
大丈夫かと思ったけど・・・・
トモにもいいお話あったら
すすめてくださいね。」
「すすめるって
まだ仕事も落ち着かないのに
せめて5年はかかるだろう。」
伯父は笑った。
「笑いごとじゃないです。
だからむこうで就職するって言ったのに
わざわざ内定取り消して
あなたがこっちに呼び寄せるから・・・」
「トモにいずれは任せたい。
息子みたいなもんだし・・・
娘たちの夫にはまかせたくない。」
「ありがたいお言葉だけど
私は真冬が心配・・・・」
伯父と伯母の姿しか
リビングにはなかった。
「あなた・・・・
トモのことになると真冬は
気ちがいのようになるわね。
しばらく会わせなかったから
大丈夫かと思ったけど・・・・
トモにもいいお話あったら
すすめてくださいね。」
「すすめるって
まだ仕事も落ち着かないのに
せめて5年はかかるだろう。」
伯父は笑った。
「笑いごとじゃないです。
だからむこうで就職するって言ったのに
わざわざ内定取り消して
あなたがこっちに呼び寄せるから・・・」
「トモにいずれは任せたい。
息子みたいなもんだし・・・
娘たちの夫にはまかせたくない。」
「ありがたいお言葉だけど
私は真冬が心配・・・・」