~Snow White~『一巻』
「真冬もおいおいわかるさ。
血がつながってるんだから。」
「わかってくれるといいけど
幼すぎるわ。
とくにトモに関して・・・・
だから怖いのよ。」
「トモだってわかってるさ。」
伯母は深くためいきをついた。
「いまひとつあの子の考えてることも
分からない時があるわ。
男の子だからかしら?」
「君が育てたようなものだからな。
男は少しくらいわからないほうがいい。
わかりすぎると魅力がない。
トモならきっといるだろう
彼女くらいはさ~」
「それも心配だわ。
あの子は少し冷たいとこあるから・・・」
伯母のぼやきは続く
トモの出現により
何かが動き始めている。
私は傍聴者になってそれを
楽しむんだ・・・・
このときはまだそんな風に思っていた。
血がつながってるんだから。」
「わかってくれるといいけど
幼すぎるわ。
とくにトモに関して・・・・
だから怖いのよ。」
「トモだってわかってるさ。」
伯母は深くためいきをついた。
「いまひとつあの子の考えてることも
分からない時があるわ。
男の子だからかしら?」
「君が育てたようなものだからな。
男は少しくらいわからないほうがいい。
わかりすぎると魅力がない。
トモならきっといるだろう
彼女くらいはさ~」
「それも心配だわ。
あの子は少し冷たいとこあるから・・・」
伯母のぼやきは続く
トモの出現により
何かが動き始めている。
私は傍聴者になってそれを
楽しむんだ・・・・
このときはまだそんな風に思っていた。