~Snow White~『一巻』
車は小さくなった。


その不思議な現象は
何度か父を感じた。

父が心配をしててたまに私に
会いにきてくれるんだ


と私は思うようにした。


いい子にしてるか・・・
確認して母に教えているのかも・・・


そう考えると
不思議と寂しくなくなった。

父がどこから見てても
いいように
私は頑張るようになった。


いつか父にあったら
きっとえらいぞってほめてもらおう
幼心は、そこに希望を見つけた。
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