だって、愛してる



出会って、

知り合って、

次の日また会って、

また昨日とは違う事を知って、


次の日また会って、
おんなじの繰り返し。





そしたらいつの間にか、
その人で頭ん中あふれてて、
慌てて両手で掬い取って
よく見てみたら仄かにピンクに輝いてた。



ぎゅ、って抱き締めたらあったかい気持ちが胸の奥に入り込んできて、『すき』って気持ちを植え付けた。




(君も、そうやったのかな)




気が付いたら、こんな風に
あたしのこと思ってたんかな。


やったらそれって、
物凄い偶然ちゃうんかな。
三千里歩くより大変なんちゃうかな。



あたし達が今
こうやって並んで歩けてんのって、


実は、実は、






(奇跡、ちゃうんかな)






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