空からキミを。



―――――
俺も逢いたい
―――――



これ以上続けたら


きっと私は耐えれなくて


泣いてしまうから…。



―…パタンっ



私は携帯を閉じた。



「寛…」




次はいつ逢えるんだろう。


すぐに叶うはずのない願いを胸の奥に隠すように押し込めた。



『元気なくね?』



「執…」



.
< 4 / 19 >

この作品をシェア

pagetop