アナタの心は晴れですか?


「なぁなみぃ~~~ 学校遅れるよ~~~!」


外から姫香の声がした。時計を見たら・・・え-----っ!!!やばッ!あたしったらなにやってんの?も~~~


「ごめ~ん!今いくぅーーー」

制服のネクタイをしめた。


「行ってきますっ」
姫香怒ってるかな?ごめん!
そう思いながら姫香のもとへ走った。


「ごめんね。姫香・・・」


「いーよそんなの。それより早く学校行かないと遅刻しちゃうよ?」


そうだね。そう言いながら走って学校へ。




キーンコーン カーンコーン・・・




ギリギリセーフ?教室に着いたらクラスのみんなの視線があたしたちに・・・

「「おっはよー」」

二人の声がハモった。

あはは~ と笑いながら席についた。


その時ちょうど担任の青野が来た。

「静かにしろー出席確認するぞ。」

名前を呼ばれてみんな返事をする。


それからホームルームが終わり、教室はざわつき始める。


昨日の○○テレビ見たー?
などの声が聞こえてくる。

男子は男子で盛り上がってるし。


男子の中にカッコいい人いないもんなー。

そう思って男子をチラチラ見ていたら・・・


ん?あれって誰だっけ?
そう思って姫香に聞いてみた。

「ねぇ姫香 あの人の名前なんっていうの?」

「七海・・・名前くらい覚えなさいっ!あの子は白幡悠汰君。クラスの名前くらい覚えなさいよね~。」

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