アナタの心は晴れですか?
悠汰君。
悠汰君?へぇー
チラッ 悠汰君をもう一回見てみた。クールで、あんまクラスの子としゃべんない。いつも机で本読んでる。はぁ~~~なんかカッコいいなぁ・・・じーっと悠汰君の事見てたら・・・んん?今、目あわなかった?ニカッて笑ったし!顔が赤くなった。
昼休み
姫香とお弁当をたべてる。
「悠汰君ってどんな人なのかなぁ?」
「なぬっ!七海もしかして悠汰君のこと・・・」
「ちっちがうよ!」
「七海かわいー」
「\\\\\\\\\」
そんなこと言ったけど、ちょっと気になるあたし。ちょっとだよ?
悠汰君と話してみようかな?うん。話してみよう。
と、いうことで姫香についてきてもらうことに。おりがと姫香。
早速教室に。いました悠汰君。近くに行き、姫香と目をあわせる。
うんとうなずく。
「白幡さん。えっ・・・・えーと・・・」
なに白幡さんって?っていうか何話すか考えてなかった!
「・・・なに」
「えっ?えーと・・・す、好きな食べ物は?」
「はぁ?何その質問。」
冷たく返されたけど悠汰君は笑ってた。初めて見た笑顔。キュン。なにあたしキュンってきちゃってんの?
姫香があきれたってカンジで言った。
「そーいえば七海に話たいことがあったんだ!悠汰君じゃあね!」
「またくるね?」
なんで疑問形なのー?
そしてあたしたちは女子トイレに直行!
「七海っ!話すこと考えてないってどんなだよ!」
「鋭いツッコミありがとうございます。」
「はははっ。」
帰り道。姫香に委員会だから先帰っててー。といわれたあたし。やっぱり一人ぼっちは寂しいなー。ブツブツ言いながら歩いていたら。
「よぉ。おまえ一人か?」
んん?と思って振り向いたらえーーーーーーー!悠汰君?
「うん。姫香は委員会なんだ。」
「ふーん。途中まで一緒に帰るか?」
「えっ?!」
「イヤか?イヤならいいんだぞ?」
「ううん。そんなんじゃなくて悠汰君ってあんまりしゃべんないと思ってたから。」
「・・・それ何気に失礼だぞ。」
「ごめんなさい!」
「まぁいいけどよ。」
そんな話をしながら二人でかえった。