─不良が愛した女の子─

莢架side




あたしはいつだって暗闇にいた





だから、





真っ直ぐなあなたは眩しかった。





その光を掴んでみたくて




手をうんと伸ばした。





そしたら














光があたしを包んでくれた───……













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