─不良が愛した女の子─
──バンッ…
「来いって言ってんだよおっ!!」
「きゃあっ!!」
突然リビングのドアが開いて
アイツがあたしの腕を掴んだ。
そしてソファーに投げ飛ばされ
頬をぶたれた。
「帰ってくるの遅いんだよ!!」
──バシッ…
痛い…
痛い…
ごめんなさい…
殴り続けるアイツ。
「いやあっ!!やめて!!
ごめんなさい…っ」
その後はしばらく殴られると
服を無理矢理剥がし手を入れてきた。
ああ…またか。
あたしはコイツに何度汚されただろう。
もう…いいや。