─不良が愛した女の子─



「今日、俺の家に行くぞ」



「え?」



「親父が莢架と話したがってる」



「瑠威の…お父さん?」



なんで?



「まあ、話は行ってからだ」



そう言うと瑠威はあたしの手を
引いて足早に歩き始めた。












< 179 / 201 >

この作品をシェア

pagetop