─不良が愛した女の子─



「落ちついたらゆっくり話そう」



そう言って微笑む瑠威のお父さん。



あたしはコクリと頷いた。


─────────……
───────……



「よし、話そうか」



「…はい」



あたしが落ちついた頃に
話へと移っていった。



あたしが立とうとした時、



「立てるか?」



そう言って瑠威が体を支えてくれた。



「瑠威、大丈夫だよ」



そう言って笑ったけど



「無理してんのバレバレなんだよ」



そう言ってお姫さま抱っこしてくれた。











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