さよならは､あたしから…

｢ナオ…｣


｢ん？｣


｢好き…｣


｢な…何、急に！？

そんなこと…知ってるよ///｣


｢あはは、ナオ顔真っ赤｣


｢ば、ばか!!｣


｢ナオは？｣


｢へっ？！｣


｢ナオは…俺の事…スキ？｣


｢……｣


｢おーい、ナオ？｣


｢…だよ…｣


｢何？聞こえない｣


｢バカ、知ってるくせに…｣


｢いいから、聞きたいの!!

早く!!｣


｢スキ…スキだよ…｣


｢…もう一回｣


｢えっ？何で…｣


｢何でも、ほら…もっかい言ってみ？｣


｢スキ、大好きだ、よ…｣


恥ずかしすぎて俯いていた顔を上げると


予想外に真っ赤になっていた


あなたに、あたしは更に赤面した