光と闇
「実結?晶様に何かあったのか?」

[ハッ、そうだ。私はNo.2よ。しっかりしなきゃ。晶の幸せの為だもの。]

実結は必死に自分の気持ちを押し込めた。

「ううん。日本で裏切られたらしいゎ。」

「ッ晶様は無事なのか?」

「早く応援をッ。」

「あぁッ。」

「待ちなさい。最後まで聞きなさい。晶は、助けられて無事らしい。」

「ホッ。そうか。よかった。」

「よかったな、実結。」

「ええ。それでその恩人をpartyに招待するらしいゎ。」

「あぁ、その電話か。」

「えぇ、名前は…ッ

「…実結?大丈夫?」

「フッ、朔ごめんなさい。名前は紗羅様。晶のきっと女になる方よ。ニコッ。」

実結は無理に笑った。その場にいた全員が実結の気持ちを察していた。

「…晶様が?実結の思い違いでは?」

「…ならよかったのにね。さて、私は紗羅様の衣装の準備でもしましょ。皆は、party会場での指示頼むゎ。」

「ッ実結。それで…

「朔。ニコッ、ありがとう。私は、晶が幸せならいいの。」

「…」

「朔、私の事は気にしないで。私は大丈夫だから、ニコ。じゃあ、あとは頼むわね。あと、秦にも伝えておいて。晶ケガしてるかもだから。じゃあ、またねぇ。」



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