さくらんぼ

「正直に怖いって言えば?そしたら手つないであげるよ?」


なんで上から目線!!

いつもだったら

“いいですっ”

って言いたいけど…


洞窟行ってみたい!

「怖いです…」

正直に言った。


「はいよ☆笑」

伶矢が手を繋いでくれた。

自然と進める私の脚


「わかってたんでしょ?」

「何がぁ?」

「暗いとこ怖いこと!」
「知るわけないじゃん♪」


絶対知ってたな…伶矢


でも、手繋げてうれしい♪



洞窟の中は暗くて寒かった。


10分くらい歩いて、石の階段を発見!


「足気をつけろよ?」


伶矢は私のペースに合わせてくれて、ゆっくり階段をのぼった。



「わぁ~☆☆」

ホントにびっくり!

洞窟の中にこんな場所があったなんて!!!


< 25 / 62 >

この作品をシェア

pagetop