私しか知らない秘密のあなた

高校にも、慣れ始めて僕は校内にお気に入りの場所を見つけた。



誰も居ないし、景色は綺麗だし…。



僕はいつからか、そこへ通う様になった。



今日もお弁当を持って来ていた。



お弁当を食べ終わって、ちょっと昼寝をする。



カシャ…



カシャ……カシャ。



カメラのシャッター音が近くで聞こえた。



誰か来た。そろそろ教室戻ろうかな。



起き上がって教室に向かおうとしたとき、目の前に人が立っていた。



んっ?誰だ。



良く見てみると、そこには見覚えのある人が立っていた。



なんで…。ここにいるの…。



そこに立って居たのは、僕の初恋の人だった…。







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