私しか知らない秘密のあなた
抱き抱えたものの…。
どうしよう。
家に連れて帰っても、家に入れてもらえなそうだし。このまま置いて行くのも可哀想だし…。
私は、必死に考えた。
そして、思いついた。
そうだ!
あの場所に連れて行こう♪
あそこなら、木の影で雨も当たらないし大丈夫!
そう思った私は子猫を抱え、秘密の場所まで走った。
子猫を一回そこに置き、私はダッシュでカレー粉と猫のエサを買いにスーパーへ急ぐ。
買って帰ると子猫は、ぷるぷると震えながら私の所に近寄って来た。
エサをやると子猫は、エサに飛びつき一生懸命エサを食べた。
そして、私はある決断をする。