私しか知らない秘密のあなた
「昨日、初めて気づいたんだけど、私、猫ちゃんに名前付けてなかったの!!」
「はぁ?あんた馬鹿じゃない?普通、名前付けるのが先でしょ?」
「そう!!ヤバいよね(笑)それを由が気づいて、昨日やっと名前を付けたんだ♪」
「へぇー。で、何て付けたの?」
「クロちゃん♪」
「えっ!!何とまぁ。在り来たりな名前ねー。」
「えっ!!でもでも、二人で二時間もかかったんだよ!!だって由が良い案なかなか出さないんだもん。」
「あっそ。でもまぁー。あんた達もあれねぇー。」
「へぇ?」
私はこの後の綾の言葉に、振り回される事になる。