私しか知らない秘密のあなた
結局、由に家の場所を告げ送ってもらう事にした。
「すいません。僕が一緒になって寝てしまったから…」
「大丈夫だよ。それに、私が最初に寝てたんだし。ところで、何で今日遅かったの?」
「あー。それは部活。生徒会の仕事があったからです。なかなか終わんなくて…。」
「ふーん。大変だね生徒会も。お疲れ様です。」
「ありがとうございます。でも、何であんな所で寝てたんですか?」
「何でって、由を待ってたからだよ。」
そう。由に言いたい事があったから。
「僕を待ってた?何か用事あったんですか?」