私しか知らない秘密のあなた
開く扉
次の日。
いつも通り学校へ行った。
昇降口に入ると、何やら女子がいっぱい居て、黄色い声が飛び散ってた。
不思議に思って行って見ると、何やらイケメンの生徒会がチラシを配っていた。
何かの行事かな?
んっ。生徒会?………由?
と思って近寄ってと、由は隅っこで女子に潰されそうになりながらチラシを配ってた。
『由らしいなぁ。可愛い。』
何て思って由を見てた。
すると由が気づいて、目が合ってしまった。
………やばっ。どうしょう…。気まずい。
でも、挨拶ぐらいって思ってとりあえず『おはよう』って小声で言ってみた。
でも、由は気まずそうにしながら、私と目を逸らした。