私しか知らない秘密のあなた
「えっ…。」
「あの時本当に嬉しかったの。ありがとう…。あとね…」
「こんな私だけど、ずっと由と一緒に居たいの。仲良しでいたいの。」
言った。
今まで秘めていたことを初めて本人に打ち明けた。
ここまでくるのに、何年間かかったか。
やっと心の荷が軽くなった。
あっ!!
そう言えば、由の返事をもらってない。
やっぱり、駄目なのかな?
ずっと一緒に居るのは…
恐る恐る顔を上げ、由を見た。