猫を捕らえろ?


えぇ!?


なんでいないの!?



…ハッ!!もしかしてさまよい過ぎた!?



…そんなのこの学園を広くしたあんたが悪い!!

それにどーせハゲでしょ。理事長。

自分の頭が光ってるからって、
周りを煌びやかにして誤魔化そうとするんじゃないよ!



とまだ1回も会っていない理事長さんに悪態をついてると。




「あれ?やっと来たね…」


ニコニコとした…いかにも紳士な人が奥の扉からでてきた。


あら格好いい。


でも…

『どちら様で…?』


「あぁ…。自己紹介がまだだったね。
僕がこの月羽学園の理事長をつとめている、
真島ーマシマーだよ。
宜しく。」






…えぇ!?


理事長!?


ハゲてないじゃん!?

めっちゃ優しそうなお兄さんだよ!



…真島さん…ハゲとか煌びやかにして誤魔化そうとするんじゃないよ!とか言ってすいませんでしたぁっ!!


と心の中で謝っておく。




< 11 / 53 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop