猫を捕らえろ?


それから、鬼に見つかって逃げながら進む事数十分。



「あ、あそこだよぉ~」


と黒李が言った先には



大きな扉。


理事長室の扉と同じくらいデカい。





『…えぇーと…黒李さん?』

「なぁにぃ?」

『あの扉の先には何があるのかな?』
「なんだと思う~?」

『ボス的なのがいると思います。』

「おぉ~!あながち間違いじゃないねぇ」

『まじですか!!』

ボスいちゃう感じですか!!

やべ!装備が!!←

制服だなんて防御力低すぎる…!!




とかなんとか思ってるが、注意しておこう。


今私たちは…


走ってます。


走りながらこんな会話をしております。



『ってか……近そうで遠いな!!』


さっきから、

ながぁぁぁぁぁぁい廊下を理事長室の扉なみにでかい扉(ややこしいな)に向かって走ってんのに…



一向に着かない……!!




まだ鬼追いかけてきてるし……ッ!!





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