猫を捕らえろ?
すると、フフッと不適な笑みをする黒李が。
「じゃ、じゃーーーん!!
今日から華夜ちゃんには、
我が生徒会に……
入ってもらいまーーす!!!」
へぇー…
生徒会に…
ん?
生徒会に…入る?
私が?
……
『いや、普通に無理』
なんで転校初日に生徒会に入らにゃならん!!
っていうか……
『黒李達………生徒会なの?』
ありえない。←
鬼ごっこするような人達が生徒会なんて…
この学校崩壊するんじゃね?
「あれぇー?黒李言ってなかったのぉー?
ほんと馬鹿だよねぇー!!」
と泉がいつの間にか取り出した飴を舐めながら言う。
「煩いよぉ?ク ラ ゲ☆」
ゴンッ
「い゙ッ……!?」
見事、黒李のゲンコツが泉の頭に命中。
「い、いたいよぉ…」
涙目になりながら頭をさする泉。
「自業自得ぅ!」
ふーんだっ!と言って、ねー?と皆に同意を求めてきた黒李。
いや、そんなことよりもさ……
『く、クラゲって?』
「あぁー…クラゲはぁー!泉の事だよぉ♪」
と言って泉を指さす黒李。
『…何でクラゲ?』
「泉の名字ってぇ海月ーウミツキーっていうでしょぉ?
それでぇー海月ってクラゲとも読むでしょお?
だからクラゲ!!」
へえ……結構
安易
だね←
『…っていうか何か大事な話してたよね?何だっけ?』
自分の忘れっぽさにかんぱーい☆キャハ☆←
「華夜ちゃんが生徒会に入るという話だね。」
ニッコリ笑いながら言ってきた夜光。
おぉ!そうだったそうだった!!
よく覚えてたね!夜光!!←