猫を捕らえろ?

『…いや。うん。私生徒会には入りません。さよーならー…』

なんだか空しくなってさっさと部屋を出ようとする。



ハァー…不良に関わりたくなかったのになぁー…




まぁ、黒李達なら大丈夫かな。



とボーっとしながら部屋を出て行く。




ガシィッ




『ヒイッ……!?』

「入るっていうまでぇ…逃がさないよぉ?」

ニコッと可愛い………ハズの黒い笑みで言ってくる黒李。



あー…腹黒ーい☆


最初と態度違うもんね。




まだ会って少ししか経ってないのに…

「いいだろー?!!華夜ぁー!」


早速呼び捨てかい。明よ。(お前もだ
「女の子いないしさー!!いいじゃん!!?ぜってぇ楽しいから!!」

朔真…


明とキャラ似てるよね。


「そーだぞー?俺とイチャイチャできるよ?」


したくねーよ。

会ってすぐにイチャイチャできるよ?っとか初めて言われたよ!!祐さん!!


「………」


ぅおおおーーい!!

寝てますよこの人!!!!

戒ーー!!ここはさ!!?眠くてもさ、せめて、入れ。くらい言うでしょ!!?


「華夜ちゃん入ってくれたら僕嬉しいなぁー!」

うるうるした目でみんな!!

可愛いすぎるんだよ馬鹿!!←


「………こんな馬鹿ばっかだから華夜ちゃんが入ってくれると助かるんですけど…」

眉をハの字にして見てくる夜光。




いや、

下手すると全部の仕事私“だけ”が、
やらなきゃいけなくなりそうなんで。


「……」

黒李が少し俯く。




『…?』

どうしたんだ?



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