猫を捕らえろ?
『ぎゃぁぁぁぁあああああ!!』
華の女子高生とは思えない叫び声を出しながら逃げる。
「まぁぁぁぁてぇぇぇぇえ!!」
『いーーーーやーーー!!』
叫びながら振り返ってみ………
るのを止めた。
だって……!!
だって……!!!!!
黒李達の声がするんだもぉぉぉぉおん!!!!
「華夜ちゃぁぁあん!!待ってぇぇえ!!」
クラゲ……もとい泉が叫んできた。
…声……近くね??
すぐさま振り返ってみると
『近ッッッッ!!!!!』
10メートルくらい後ろにいた。
あ、夜光とかは追いかけてきてないけどね!!
『ってか速い速い速い!!』
黒李達速すぎ!!!
こりゃ脳内で会話してる場合じゃないな……!!
「まぁぁぁてぇぇえええ!!!!」
『ひぃッ』
全 力 疾 走 ☆