猫を捕らえろ?

「絶対逃げると思ったからね。
2つある逃げ場のうち1つは黒李達がいて通れないからもう1つの方に来るかなーってね。」

ニコニコしながら答える夜光。


『見事な推理力で…』

えへへへ…と笑いながら後ずさりをする。


「もう観念したぁー?」

黒李がいつの間にか後ろに立っていた。



『えーっと……と、とりあえず授業が始まるんでー…教室に戻った方がよろしいんじゃないかとー…』

「それは心配ないぜ!!!俺達の教室ここだから!!!」



な…






『なんだってぇぇえええ!!?』




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