猫を捕らえろ?

一応授業中


「おい…言っとくけど今、授業中だからな?」


一言、

ほーさんこと真西なんちゃら(下の名前知らない)先生が言った。




「やだぁー!ほーさん心狭いよぉ!」


…え、ほーさん職務まっとうしてるだけだと思うんですけど!


鈴よ!ほーさんは全然心狭くないぞ!


「そーよぉ…そーんな心狭いとモテないわよぉ?」


「おーい華ぁ?俺はモテるぞ?モテモテだからな?」


「やだぁー!ほーさん。

先生が生徒を呼び捨てにするのはどうかと思うんだけどぉー!

しかも下の名前でぇー」


「煩いぞー?鈴ー。俺だからこそ呼び捨てが許されるんだ」



うわー…俺様?

(見た目)ホストな上に俺様?



「…見た目完璧ホストで性格俺様でナルシって…」


「は、華。それは本人の前で言っちゃ…ぶっ…きゃははは!!」


「あら、別に傷つくような性格じゃないと思ったのよ」


「おい。俺にも傷つく心はあるんだからな?」


「初耳だったわ。」


「…これから授業でバンバン当てるからな。覚悟しとけ?」


「あら、だから心狭いって言われるのよ…」


「お前が言ったんだけどな?

お 前 が!!」


「はいはいはぁーい。もうヤめぇー!!」



パンパンと手を叩きながら華とほーさんの言いあいを止める黒李。



…覚醒したんだね…






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