猫を捕らえろ?
「…ハァー…」
溜め息をつくほーさん。
「残念ねぇー…」
ニヤニヤ笑ってる華。
「残念だけどぉ、ほーさんからかうのはまた今度ねぇ~!
今僕はとぉぉっても大切な話をしてたんだよぉ~…華夜ちゃんとぉ。」
「あら、そうなの?
邪魔しちゃってごめんなさいねぇ~?
馬鹿面して突っ立ってたから知らなかったのよー」
ま、また喧嘩売って…!華…!
「馬鹿面…っっ!?
ば、馬鹿面じゃねぇし!!
鈴がキャーキャー煩かったからびっくりしてただけだしッ」
明が反論。
「ひどいなぁー明!!
こぉーんな可愛い子見たら騒がずにはいられないって!!
ってか私がちょっと騒いだくらいでビックリするとかー…小心者的なぁ?」
「そぉーそぉー…しかもそんくらいで怒るなんて…
ほーさんより心狭いんじゃない??」
…鈴と華にダメージ与えられず。
ってか100倍くらいに返されたね。
「もぉ~…だめだなぁ明はぁ~!
ねぇ、鈴、華ぁ…
僕達はねぇ、
鈴と華がぁ、周りの迷惑を考えずにすっごいキャーキャー言ってたからぁ
ビックリしたんだよぉ?
明が小心者で心狭いって言うなら
鈴と華は常識ないよねぇ~…てか皆無ぅ?」
…チクチクグサグサくる攻撃…ッ!!
こえぇぇえ!!!
「やだぁー…
黒李に常識無いとか言われたくないわぁ…
腹黒のくせにね?」
「煩いよぉ?鈴達に腹黒言われたくないしぃー!
ってか鈴達は腹黒な上に生意気だよねぇ?」
…いや、怖いよ?
ホントに怖いよ?
この状況どうしよう…ッ!!とオロオロしてると
「大丈夫。いつもの事だよ
ただのじゃれあいだし」
ニッコリと笑いかけてきた夜光…
…これが日常茶飯事とか……
これからの学校生活ちょっと怖くなった華夜でした。←