オサナナジミ


まぁほとんどアタシが待たせてるけど。


「聞いていい???」


『ん?いいよー』


お茶を飲みながらいったので伝わったのか。


「未穂ってさ健人と付き合ってんの?」


『ゲホっ。は?』


むせた・・・。


『アタシ健人と付き合ってなんか無いよ!!!何で??』


「いやさ・・高校入ってから未穂たちとはクラス離れちゃったし、俺はバスケ入ってるから一緒にも帰れないし。未穂と健人は同じクラスだし、登下校も一緒だろ?付き合ってんのなーって」


『いや、幼馴染だし普通じゃない??』


「そう思ってんのはおまえだけだよ!!」


『・・・ヤキモチ??』


「そーなんじゃん?やっぱ小さい頃から好きだったしなー」


え?好き??


『健人のこと??』


「え゛?」


『純ってそういう趣味あったんだー』


きゃー知らなかった!!!


「おいっ違う!!」


『いい事聞いちゃった~♪大丈夫誰にも言わないから!!!』


「・・・違うって」


そのあともアタシの家に着くまでずーっと純のことをからかっていた


初めて純の秘密しっちゃった♪


なーんかいい気分!!!!
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