オサナナジミ


-土曜日


今日は辰也とデート


楽しみで7時に目が覚めてしまった


今メイクとかしたら、あとで絶対直さなきゃいけなくなる


特にやることもなくて、1階におりてみた


誰もいないだろうと思っていたけど、お母さんがいた


テレビ見てるのかな?


{ドンっ}


『いだっ』


何かに足をぶつけた


足元を見てみると、そこにあったのは体重計


何でこんなとこにあんの?


「未穂?」


アタシの声に気づいたお母さんがリビングからでてきた


『なんで体重計がここにあるの?アタシ足ぶつけちゃった』


「ごめんねー。お母さん朝起きて体重測ったのよ」


なんで?


なんで朝起きて体重測るの?


『なんで?』


「朝起きたときは、体重が軽いから♪」


さいですか・・


『何みてたの?』


「ニュースよ。もう終わっちゃったけど」


アタシはほかに何かやっていないかと、チャンネルを変えてみた





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